dodaii(Android版)を始めましょう。 まずは、Androidのアプリ内課金ついて説明します。 In-App Billing(アプリ内課金)とはアプリ内課金が導入されるまでは、開発者がユーザに課金する方法がアプリの本体代金または、自身が 運営するウェブサイト上等で別途決済を通すことしか出来ませんでした。アプリ内課金の登場で開発者は必要な追加機能や月額利用料の課金等をアプリ内で自前の決済手段を用意せずに完結することが出来るようになりました。 では、具体的にどんな事がアプリ内課金で出来るか見てみます。 ・ベーシックバージョンのアプリケーションに対して、追加の機能を提供する ・ブックリーダのアプリ内で、電子書籍をダウンロード販売する ・ゲーム上でバーチャルなアイテムを購入させる ・専門のニュース情報を月額課金で提供する ■販売コンテンツの3つの形-管理対象の商品管理対象の商品とは、一度しか購入できない商品のことで、例えば以下のような商品を販売するときに利用します。 ・無料版から有料版へのアップグレードやアドオン機能の追加。 ・電子書籍などダウンロード販売 これらの商品は、一度購入した後は同じ商品をもう一度購入することはないため、PlayStoreの挙動で一つのサービスIDにつき1回しか購入できないようになっています。 もう一度購入しようとすると「このアイテムはすでに購入しています。」とダイアログがでる仕組みになっています。 また、管理対象の商品に限り、購入情報をGooglePlay側で保管しているので、「リストア」という操作を行うことが可能で、同じGoogleアカウントを登録しているAndroid端末で共用することができます。 つまり、携帯端末であるゲームの追加ステージを購入したあと、タブレット端末でリストアを行うとタブレット端末でも遊べるという仕様になっています。 -管理対象外の商品 管理対象外の商品とは、以下のように何度も購入可能な商品のことです。 ・バーチャルアイテム(ゲームにおける武器など) ・バーチャルコイン ・デジタルコンテンツのレンタル これらは、何度でも購入が可能ですが、GooglePlayが購入情報を保存してくれない為、以下のようなことを気をつける必要があります。 ・データが消えてしまった場合の対応 →アプリケーション内に、購入したアイテムの情報を保存している場合、たとえばアプリケーションを削除したり、そもそも本体ごと修理交換してしまった場合など、ユーザーはもう一度プロダクトを購入しなければならず、トラブルに発展する可能性があります。 ・別の端末にうつせない →管理対象の商品と違い、購入したアイテムは別の端末にうつせない為、ユーザーが共有を期待している場合は問い合わせが来るかもしれません。 事前に断りをどこかに入れておくとよいでしょう。 -定期購読 一定期間ごとに繰り返し課金するタイプのプロダクトです。 ・月額料金 ・年額料金 定期購読は、現在dodaii側ではサポートしておりません。アプリ内課金の詳細In-App Billingについての詳細は、Googleの公式ドキュメントを参考にしてください。 dodaii Androidアプリケーション アプリ公開までの流れ 1.Googleアカウントの作成 Google Playにアプリケーションを公開するためのGoogleアカウントを作成します。 2.Google Playのディベロッパー登録 Google Playにアプリケーションを公開するためは、Google Playへデベロッパー登録を行う必要があります。 3.Google Checkout販売アカウント登録登録には初回のみ$25の手数料がかかります。 サポートページ http://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/113468?hl=ja 有料アプリやアプリ内課金を行う場合、Google Checkoutの販売アカウントにも登録する必要があります。 サポートページ アプリ内課金を行う場合、アプリケーションを登録する必要があります。 ただし、アプリケーションを公開する必要はありません。 サポートページ http://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/113469?hl=ja&ref_topic=2365624 5.Google Playのアプリケーションへアプリ内アイテム登録 アプリ内課金を行う場合、Google Playへアイテムを登録する必要があります。 サポートページ 6.dodaiiアカウントの作成 7.dodaiiへのアプリケーション登録 プロダクトの登録前に、dodaii panel上でアプリケーションを作成します。 アプリを作成すると、登録されたアプリに対しトークンが発行されます。このトークンを利用してAPIとの通信を行います。 dodaii panel上のメニューの「アプリケーション」から「新規登録」からアプリケーションの登録ができます。 ※Android版の場合は、ライセンスキーの登録が必要です。Google Play Developer Console内で登録したアプリケーション毎に発行されるライセンスキーをコピーして貼り付けてください。 登録後の画面 ※アプリケーション一覧の詳細から確認できます。 8.アプリで販売するプロダクトの登録 アプリケーションの作成が完了すると、プロダクトの登録を行えるようになりますので、プロダクトにGoogle Playに設定したサービスIDやコンテンツのファイルを設定します。 プロダクトの編集は、アプリケーション一覧のプロダクト詳細というリンクから行うことが可能です。 また、プロダクトグループを登録することで販売する商品のカテゴリーが設定できます。 アプリケーション一覧 10.dodaiiの月額基本使用料のお支払い設定 dodaii panel上でアプリケーションを公開に設定すると、基本使用料の支払いを行えるようになりますので、基本使用料の契約を行なってください。 利用料金のお支払いは、PayPalを利用したクレジットカード払いとなります。クレジットカードとPayPaiアカウントをご用意ください。 dodaii panel上のメニューの「支払」を選択すると公開中の設定になっているアプリケーション一覧が表示されますので、対象のアプリケーションの「月額基本料金お支払い」のリンクを選択してください。 PayPalのボタンが表示された「アプリケーションのお支払」の画面へ遷移します。 「PayPalでチェックアウト」のボタンでPayPalの決済画面が遷移し、流れに従い手続きをお願いします。 PayPal ※アカウントをお持ちでない方はこちらから作成をお願いします。 https://www.paypal.jp/jp/home/ 課金対象アプリケーション一覧画面 アプリケーションのお支払い画面 dodaiiで実際の課金を行うには、dodaii panel上でアプリケーションを公開状態に設定を変更する必要があります。 アプリケーション一覧ページから、対象のアプリケーションを選択し、「状態」を販売中に変更いたします。 アプリケーション:編集画面 12.Google Playへのアプリケーション登録 最後に開発したアプリケーションをGoogle Playにアップロードし、アプリケーションを公開します。 ※ソースコードの、/transaction/sandbox/に変更している箇所を /transaction/ に変更し、 Android版の本番用APIと通信できるように設定してください。 Google Play Developer Console https://play.google.com/apps/publish/ 13.アプリケーション公開 公開後、アプリケーションがGooglePlay上に公開します。 公開後は、必ず購入確認のテストを行いましょう。 |
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